先週末からのApache Log4j騒動に忙殺されて報告が遅れてしまいました。
VAddyプロジェクトは先週金曜日(2022/12/10)にThe PHP Foundationに寄付を行いました。
弊社CTOでありVAddy開発者の市川のTwitter ID (@cakephper)からも分かる通りVAddyとPHPは切っても切り離せない関係であり、私たちが愛して利用しているPHPからは多くの恩恵を受けています。
またVAddyリリース当初は、PHPカンファレンス、PHPer Kaigiなど日本のPHPコミュニティのメンバーからオフライン・オンライン問わず多くの応援の言葉や助言をいただきました。初めてVAddyを公の場で公開したのはPHPカンファレンス関西2014のLTで、以前開催していたVAddyミートアップの参加者はほぼPHP関係者だった記憶があります。
PHPというOSSがVAddyの成長に寄与したことを疑う余地はありませんが、PHPを取り巻く人々のサポートがあったこともまた間違いのない事実です。
VAddyでは過去にもOSS開発現場への無償提供などの支援をおこなってきました。VAddyが最も恩恵を受けているPHPというOSSの開発現場の危機を黙って見過ごすことはできず、継続的な財政支援を決定しました。
今年分としてある程度まとまった額をまとめて寄付しましたが、今後も毎月継続して寄付を続けていく予定です。VAddyはWebアプリケーションの脆弱性診断を”継続的”に実施できるクラウド型のツールです。何事も”継続”こそが重要だと普段から考えていて、PHPやその他のオープンソースソフトウェア(OSS)への貢献も継続的に実施していく予定です。
下記の通りすでに寄付を表明されている企業様もあります。この記事を見たPHP利用者(企業)の皆様も寄付を検討いただければと思います。
※これまでに寄付を表明されている企業様